さすがにもう取得せねばなるまい。マイナンバーカードだ。重い腰をあげてみたら、とても簡単で驚いた。ゲットしてみると、すぐに買い物したり、電車乗ったりしたいんだけど、思い当たる使い道がない。持っててよかったと思うのはいつの日か。

私の場合、スマートフォンからの申請を選択。QRコードを読み取ってWEBサイトにアクセス。そこで自撮りした顔写真を貼り付け、必要事項を記入しすると、申請手続きは完了。えっ、こんなに簡単なら、もっと早くやればよかった。カード、使わないかもしれないが。

すると、忘れたころに、といっても1か月ぐらいだっただろうか、ほどなく「個人番号カード交付通知」が送られてきた。受け取り期限があるのに、しばらく放っておいた。春は忙しかったので。やば、もう期限だと気づいたら、わがまちでは事前予約が必要だという。

これがまた入念に準備された予約システムだった。結構、お金かけてるんだろうか。LINEの宴会調整システムのよう。いつ、どこの窓口が開いているのか簡単にわかる。ところが、なかなかいい日がない。平日の日中なんてそうそう自宅近くにいない。なんとか選んで当日を待つ。

役所仕事だからどうせ待たされる、窓口には早く行こう、きっと高齢者が多いはず、と思い、出向く。予想通り早い者順。高齢者が多く、ラフな格好の中年男性もちらほら。平日休みなのかな。時間がきて、順番に呼び出される。ここまで非常にシステマチック。

書類の提出と本人確認を終えると、暗証番号を用紙に記入。英数字6文字以上16文字以下と数字4桁の2種類が必要だ。覚えられるかな、と不安がっていたら、記入した数字を書き込んでおく「暗証番号記載票」をもらった。これはありがたい。

ものの15分でカードゲット。すごい、性別や個人番号が隠れるビニールケースももらった。おおお。あまりに簡単でちょっと拍子抜け。初回は交付手数料無料。2回目からは800円+200円といわれた。1000円ということだな。なくさないようにしないと。

お役所仕事のバージョンアップをみたような気分。全力をあげて対応しているのだろう。ちょっとぐらいうまくいかなくても怒らないのに、と思うが、そうではない人はたくさんいるだろう。自分も数時間かかったら怒る。窓口で対応する職員の緊張感から、絶対文句を言われまいとする覚悟がうかがえた。

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