自治体のツボ

地方分権ってどうでもいいことなんでしょうか

地方自治・地方行財政・地方創生…地方のあれこれを取り上げます

2020年01月

ふるさと納税、完勝でおごるな総務省

ふるさと納税を巡る総務省と泉佐野市の訴訟。大阪高裁は総務省に軍配をあげた。報道を見る限り、総務省の完勝である。

裁判所は制度の趣旨に反するとまで指摘したようだ。後追いにはなったが、総務省の姿勢を、制度を守る正しい判断と評価したことになる。

泉佐野市が上告するかもしれないが、この時点ではやはり行き過ぎた返礼品はだめ、ということだろう。

ただこれで分権の萎縮とはならないだろう。泉佐野市はレアケース。そのほかはルールの範囲内で正しく知恵を絞ればいいのだ。

総務省は勝ち誇ってはいけない。これは自らが蒔いたタネである。最初から一定の縛りを設けた制度にすれば、こんなことにはならなかったからだ。

総務省から腰を折って、膝詰めで泉佐野市と話し合うべきだ。どうしたら復帰できるかともに考える。気に入らんから除外、はだめだ。

なぜだめか、ではどうするかを対等な立場で考えてもらいたい。丁寧な意思疎通を欠いたことが今回の訴訟を生んだのだ。国には猛省してもらいたい。

総務省と泉佐野市が関係を修復し、復帰のレールを敷く。そこまでやれれば、ふるさと納税はちゃんとした制度と認知され、さらに活用が進むはずだ。
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新型肺炎対策は念を入れすぎるべし

奈良県のバス運転手が新型肺炎の初の日本人罹患者となった。武漢からのツアー客をバスに乗せていたようで、武漢渡航歴はないため、人から人への感染が明らかになったとのことである。

ちょっと対応が後手に回ってないか。中国人観光客は日本経済にとって重要だし、そもそも日中関係は極めて重要。その前提で考えても、パンデミックには隔離しか手がないように思う。

中国人差別なんていっている場合でなく、感染源がはっきりしている以上、中国人は隔離すべきだ。日本人だけでなく、世界で死者が広がったらどうするのか。それこそ人道的な対応が必要だと感じる。

想定外の事態には少しヒステリックな対応をしてもいいのではないか。お年寄りが多い日本。どんな被害が出るかわからない。命は守りすぎて叱られることはないはずだ。

北海道でも武漢在住者の感染が確認されたそうだが、武漢、中国からどのくらいの人が日本に入ったのか、各自治体は調べ、流入が確認できたら情報を公開すべき。日本の人たちに自衛を促すべきだ。

肺炎の予防で出かけるのを控えたり、マスクがたくさん売れたり、というのは、死者が急増するよりよい。商売への影響も逆に軽くできる。日本滞在中の外国人への感染も防がねばならない。

武漢在住の日本人を帰還させるのは賛成だが、その人たちは症状がなければふつうに街に出ていくと聞く。水際でとどまってもらうべきではないのか。帰国者が保菌していないかの点検はできるのか。

豚コレラもそうだが、最初はどこまで対応すべきか判断に迷う。しかし、迷ったら、強すぎると思う手を打つ、という姿勢のほうがいい。感染者を増やさず、被害を拡大させないことがすべて。

公権力というのはこういうときに使うのではないのだろうか。政治も機能しているようにはみえない。念には念を、いや念を入れすぎる自治体を支持したいと思う。
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雪不足が暗示する今年の異常気象

今年は雪が少ない。日本海側など雪国のスキー場は困り果てているという。減ってはいるように見えるスキー客だが、冬の観光需要というのはばかにならない。雪不足、神頼みしかないのが、つらいところだ。

かつて宮城県の農家に聞いたことがある。「今年はよく雪が降ったから米もまず安心」。山にちゃんと雪が積もっておれば、春にはそれが溶け出して田んぼに良質の水を供給してくれるのだという。はるか見渡す山々に雪がかかっているか気になるとのことだった。

今年は春から先の水不足も心配だ。やはり寒い時期は寒くないといけないのだ。ドカ雪もほんとに困るけど。雪かきって汗びっしょりになるから。いい塩梅で雪降ってくれないかな。

先週土曜日の夜、TBSのNキャスも雪不足を取り上げていた。気象予報士さんが言うには、冬の異常気象は春の天気もまたおかしくする。雷とか猛暑とか。2007年がそうだったらしい。覚えてない。。。

ということは、今年は自治体、地方の皆さんは一年中、天候に悩まされる恐れがあるということだ。暑いところは暑すぎる、台風の通り道は甚大な水害が生じる等々。異常気象が日常化している昨今、天候に備えた先手の行政が求められる。

危機管理部門はもっと充実させるべきだ。平時は暇でいい。有事に力を出す。そんな専門性の高い行政職員が求められる。地震、津波、噴火、台風、猛暑。これからの地方の大きな課題ではないか。

それにしても。こんな暖冬じゃ、日本は四季の国といえなくなる。常夏? 環境大臣には温暖化対策、頑張ってほしい。子育ても大事だけど。

企業も冬で稼ぐ会社は成り立たなくなるのでは。スキー会社とか鍋料理屋とかスノボーメーカーとか、冬で成り立つ会社は温暖化対策の旗振ったらどうか。寄附募ったり、トゥンべリちゃん呼んで講演会やったり。

自分も地球市民。まずは暖房消して厚着してみたけど。なにも変わらないか。
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チバニアンよ、小湊鉄道を救え

チバニアン、国際的に認められました!非常によかったと思うけど、何がすごいのか、パッとわかる説明がほしい。N極とS極の逆転で何がどうなったのか、また起こるのか&なぜ起こるのか。

ま、そういう話はここでの眼目ではない。市原市といえば、ぞうの国、だったから、このチバニアンができたことはとてもめでたい。保存と観光の両得を狙いましょう。

市原市は素早い。周辺マップもあるし、仮設ビジターセンターも昨年末にオープン。住民ガイドもある。まだ小湊鉄道に乗ったことないから、前からハイキングしたいなとは思っていた。月崎駅から歩いて30分だそう。やっぱ春かな。養老渓谷と君津のハートの洞窟。1日たっぷり、充実の遠足ができそうだ。

なんでこういうこと直撃するかなぁ!と思ったが、小湊鉄道は昨年、台風被害を受けた。ようやく1月27日全線開通した。めでたい。銚子電鉄といすみ鉄道が救援きっぷを作ったのは泣けた。やはり鉄道オタクが助けに行かないといけないだろう。そこに地質マニアが加われば鬼に金棒だ。

せっかくのチバニアン。どう盛り上げていくか。いずれチバニアン弁当とか地磁気パンとかチバニアンサブレーとか出てくるはず!期待します、関連グッズ。ゆるきゃらはふなっしーがくるのかな。

小湊鉄道もチバニアン列車とか作って、専門家の講演を聞くお座敷列車の運行を企画されたし(バスツアーはすでにあるよう)。地質学に光があたるのも珍しいから、学者とともに盛り上がっていきたい。千葉県知事も休んでる場合ではない。

↓流鉄、代わりに貼っときます
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角界はモンゴル勢からローカル勢へ

令和2年の初場所は徳勝龍が涙の初優勝。横綱が相次ぎ休場、豪栄道が大関陥落、高安が大関復帰に失敗と、上位陣は暗い話題ばかり。20年ぶりの幕尻優勝がなんとか感動的なストーリーを作った。

しかし、よくみれば、話題を独占しているのは、日本人の若手ではないか! しかも、なんとも地方色が豊かなのだ。モンゴル勢に席巻された角界が地方ローカルの色に塗り替えられようとしている。

千秋楽のNHKも優勝を争った徳勝龍の地元・奈良市と正代の熊本県宇土市に中継を出していた。盛り上がってる。奈良出身力士の優勝は98年ぶりで、熊本は初だったそうだ。応援にも力が入ろう。

五輪で選手が活躍するとこうなるが、相撲にはそれがなかった。いまようやく期待の若手は地方の星になりつつある。朝乃山は富山。炎鵬と遠藤は金沢市出身。強いな北陸。埼玉県は北勝富士(所沢市)と阿炎(越谷市)がいる。御嶽海の長野も珍しい。

かつて相撲が盛んだったのは北海道や青森。いまは鳥取、埼玉、高知と有力高校が支えている。これからは徳勝龍の近大のように、大学出身者も再び増えそうだ。うまくご当地を代表する力士が出れば、地域は盛り上がるだろう。茨城は稀勢の里に高安が続いたのにね。

ご当地力士は生きたゆるキャラといってもいい。相撲は年3回の地方場所のほか、全国各地をきめ細かく巡業する。強い力士は地域のアイコンになる。ハングリー精神にあふれた日本人力士、たくさん育ててみては。
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もしも避難所が快適すぎたら

去年、台風が来たとき。私の親戚は早々と避難所に出向いたそうだ。すると、後から後から人がきて、すし詰め状態に。壁際をとれたから背もたれになって楽だったが、大変な思いをしたという。

食べ物も余裕があれば、多少持っていったほうがいいと聞いた。すごいことにならないと非常食も出てこないだろうし、すごいことになればすぐには出てこない。背もたれのない真ん中というのも過ごしにくい。

うちも何かあって逃げろとなったら。まずは学校の体育館だな。小学校の訓練の一環で1回泊まったことがあるが、体育館って暑いし、床が硬いんだ。冬は寒い。トイレも校舎まで遠い。

食べ物はいつ配ってくれるのかな。水は。コンビニまで遠い。というより、災害時はコンビニも閉まっちゃうだろうな。スマホの充電はもつかなあ。家族と連絡とりあえないと面倒だな。

阪神大震災25年を画した記事をみていたら、避難所の整備が大事だと気付かされたのも阪神の教訓なんだとの指摘があった。しかし、快適な避難所なんてそうそう用意できるもんではない。

毎日新聞はベッドをもちこめないという話を紹介していた。日経新聞ではダンボールの仕切りなど簡易な避難所生活グッズを紹介していた。自分の住むまち、そんな準備はできているんだろうか。

何日住んでも大丈夫。ここならじっくり先のこと考えられる。そんな快適な避難所が増えれば、被災者の不安やぶつけようのない怒りも少しは和らぐのではないだろうか。でも。

そこに集まった人たちの自制というか、相手への思いやりも欠かせない。日ごろから見知った人ならいいけど、知らない人ばかりだと難しい。

「贅沢言うんならホテルいけよ、勝手に」と言われそうだ。滞在期限を設けるのは難しいだろうが、さっさと出てってくれと思われるところもあろう。

自治体だけの仕事ではないが、避難所生活の質というのは日常ではなかなか思いが至らない。発災後、しばらくの間、被災者が快適に暮らせる環境というもの、こんな体裁でこのぐらいのものは備えるといった基本形のようなものは、もっと議論すべきかもしれない。
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被災地が競う手作りの追悼式典

東日本大震災からまもなく丸9年。政府が政府主催の追悼式典を来年の丸10年でやめると公表した。ここで区切りというのは理解できる。政府に追悼の気持ちがなくなるというわけではない。被災地に関係をもった人なら、亡くなられた方、大変な被害へ思いを持ち続けるはずだ。

気仙沼市長のコメントを新聞でみたら、現地の追悼式典に政府要人らが手分けして出てくれればよい、としていた。大臣だから行くというのでなく、関係のある人が東京その他から集う。そんな意味ある集まりができたらいいだろう。

式典で何か述べるのはゆかりのあるタレントでもいい。発災後に炊き出しやボランティアをやった人を招けば、いま現地で過ごしている人も喜ぶ。地域のお祭りも披露するとか、11年目の追悼式典は各地の工夫で型通りでない、特色ある式典ができればいい。

テレビや新聞は当日の風景で番組や記事を作りたいと思う。だから、政府主催の式典でなくても、現地でやりますよーとお知らせしておけば、全国ニュースにもなる。そうやって1年に1回、被災地のことを考えるような環境ができればいい。そうして、みんなでゆかりのあるところ、行きたいなと思うところで、参列させていただきましょう。

一方で、もう静かにして、と願う人もいるかもしれない。しっかり黙祷して、亡くなった人に思いを寄せるだけでいいという人もいるかもしれない。準備に手間もかかるから、政府とともに式典はやめるとの判断もあっていい。そこは地域ごとの熟議による。

風化は阪神大震災の被災地でも悩みのひとつ。人が入れ替わる以上ある程度やむをえない。でも、教訓は残っているはず。それをどう継承していくか。外に向けて発信する機能が大事になる。それは追悼式典でなくても、普段から意識しないといけない。
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施政方針演説でわがまちに触れて〜

通常国会が開会した。首相の施政方針演説。なんだか冴えないというのが、新聞やテレビの評価だろうか。ツッコミが足らないというか、触れるべきことに触れていない点が問題視されているようだ。

ここでの関心は地方。目立ちました、地方移住の成功例。しかし、なぜ話題になったかというと、首相が挙げた島根県江津市の男性、すでに転居していたことが判明したから。移住じゃないじゃん。冴えない。目くじらたてても仕方ないが、冴えない。

江津市のコメントを各メディアが報道しているが、男性のエピを使うとの連絡はなかったとか。官邸は本人に直あたりしたのか。市は「入れるんだったらほかの材料出したのに」。はは。冴えない。

待てよ、これからは年末年始に官邸に応募すればいいんだ。「うちにはこんな地方創生エピありますよー」って。短冊にして、送ってみたらいかが。政府の政策のおかげでこんなことできましたって。

ただし、採用の可否はご連絡いたしません。当日のお楽しみ。すると、地方のヒトみんな演説をかぶりつきで聞くんではないか。おお、当選した!「総理、お取り上げ、ありがとう!」なんて。深夜ラジオの投稿ハガキ採用時の興奮が味わえるかも。

役所からの短冊の寄せ集めで作っていたころよりはいいんだろうが、官邸主導でつくれば、成果強調の自慢話になりがち。野党に突っ込まれないようにするから。国会優先で有権者軽視にもなる。

首相や首長は短くていいから自分で原稿を作ったらどうか。今国会・今議会ではこういう議論をしようと呼びかける。いいたいことだけ言えばいい。この人の関心はそこにあるのか、もしくはそこにしかないのか、ということがよくわかる。代表質問も型通りではなくなる。

ゴルフもいいけど、為政者が年のはじめに有権者へのメッセージを練る。いい風習ではないか。緊張感をもって仕事始めに臨める。メディアや野党に叩かれても痛くも痒くもないなら、今のままでいいけど。
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3日間断水するといわれたらどうする?

和歌山市の断水問題はもっと取り上げられていいニュースだ。水を止められると市にいわれた人は8万人もいた。これは関西だけで終わる話ではない。水道管の破損や老朽化は全国的な課題。都市も地方も。もし自分の住む自治体で同じことが起きたらどうする?

自分だったら、実家やホテルに逃げるかな。トイレや風呂が使えないというのは受け入れられない。会社に居続けるとか。それは今はありえない選択肢か。休みとって旅行に行くのもいいかも。

もう一つの選択肢は家でキャンプを張る。水も買い込み、トイレは携帯型の簡易トイレを使う。これだけ災害が頻繁に起こる国で、避難所で苦労した人も多いはず。その実体験をする機会ととらえる。風呂に入れないから逃げるなんて軟弱といわれそうだし。東日本大震災の被災者には頭が下がるが、なにひとつ不自由ない生活をしていると、3日の辛抱もなかなか大変に思える。

さて、そんな個人的なアタマの体操は自分でやっておくとして、こういう事態は事業者にとって非常に頭の痛い問題だろう。和歌山市でも報道されたが、ラーメン屋さんは休業を強いられたそう。水がないんじゃ食べ物屋さんは無理。3日ぐらいというが、商売で失う利益は大きい。

市の対応はどうか。こういう事態はしょうがない。調べてみて大したことなかったというのも仕方がない。断水するよ~というお触れはやってみないと被害の深刻度がわからなかったわけだし、しょうがないだろう。この肩透かしで住民が怒るのはよくない。

ただ和歌山市長は陳謝し、減給などの措置をとるそうだが、広報の仕方に問題があったと反省しているようだ。ネットやツイッターを使ったり、テレビ局の協力をあおいだり、結果を広く知らせる手立てを講じておけば、だいぶ市民の不安や怒りも和らいだろう。そこは他の自治体も教訓にすべき。

真面目な話、和歌山断水問題は深く考えさせられた。地方自治の在り方を考えるということは、ひいては自分の日々の暮らしをどうするかを考えることといっしょ。行政サービスがどうかわるのか、誰がどういう仕事をしているのか。これはすべて自分の生活に密接にかかわる。

だからほかの自治体で起きたことも他人事でスルーせず、自分だったらどう判断しただろうかと、自分事として考えることが大切なのだ。和歌山市の問題で頭をよぎったのは、市の対応うんぬんより、「おれ、3日も水なしで過ごせるのか」ということだった。
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ふるさと納税、政権交代したら廃止?

年末年始も地方の話といえば、ふるさと納税がよく取り上げられていた。功罪あい半ば、長所も短所もあり、というところだろうが、ここ最近の地方創生の立役者であることは間違いない。

悪い話から記しておこう。茨城県筑西市では元旦に届くはずのおせちの返礼品が寄付した人の手元に届かなかった。水産会社の人手不足だとか。もっと早くに連絡できなかったのか。結局、水産会社は破綻した。

週刊誌紙上では、総務省元局長が実名で官房長官を批判した。控除拡大とワンストップ特例に反対し、干されたという。反対論はよくわかるが、もともとは総務省OBの福井県知事ら、地方からの税財源移転の声に押されて同省が動いたはず。いまの局面での意趣返しは賛同できない。

一方、元ゾゾの前澤氏は台風被害を受けた千葉県館山市に20億円を寄付した。意図はわからないが、制度の趣旨にはあう。官房長官は表彰したいところだろう。返礼品は辞退せず受け取り、地域ブランドのアピールまでやってのけてほしかった。よき売名になったのでは。

やはり民間の宅配会社に自治体はなれないわけで、ガツガツ取りに行っても限界がある。地域のために寄付を頂くという低姿勢が必要だろう。筑西市は地元振興を考えてやったはずだが、お役所の商売。目が行き届かず。他山の石にするほかない。

そして、1月30日、大阪高裁が泉佐野市と総務省の訴訟に判決を下す。総務省に軍配が上がれば地方は萎縮するだろう。泉佐野市を評価すれば、誤った自治論がはびこらないか。いずれにしろ、あまりよくないことになるような気がする。

どうも国も自治体もふるさと納税の意味や影響を真剣に考えずに始動させてしまったところに最大の問題があるような気がする。制度の趣旨を飲み込めていないから、こんな争い事になったのではと思う。寄付は売り上げではない。集めたもん勝ちではないはずだ。

国も心から推進したいと思うなら、あらかじめ行き過ぎに歯止めをかける仕組みを講じていたはず。政治家に言われていやいややるから、制度の不備があらわになったのだ。政権幹部への忖度ではないか。政権交代したら、廃止するつもりだったのか。

創設の趣旨から逸脱し正しく運用されていないこと、都市自治体のためになっていないこと、納税の意識に悪影響を与えたこと。そうした点は最初からわかっていたはずである。政治家に言われようが、そこまで目を配れなかったという点で政策形成には問題があったと言わざるを得ない。国と地方が相争うような制度にしたのがとにかく間違いである。
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