さて、コロナに明け暮れた1年。今年も地方を自分なりに振り返っておきたい。
⑩熊本県知事、ダム容認に転換
7月の豪雨で死者を出し、蒲島知事はダム撤回方針の撤回を余儀なくされた。旧民主党の残り香といえるが、この間、治水を真剣にやってこなかったツケといったほうがいい。
⑨国肝いりの政策で地方大混乱
GoToやら、給付金やら、マイナポイントやら、国肝いりの施策で地方は大混乱に陥った年だった。コロナのせいだけとは言い難い、ちぐはぐさ。国も地方も猛省を。
⑧秋田出身、地方派の首相誕生
あっとびっくり安倍氏退任で、菅官房長官が首相に。地方愛を前面に押し出した。一方で地銀には厳しく。地方を守るためか。イージス撤回なんかは首相の意向もにじんだのだろうか。
⑦栃木県ブランド全国最下位に
民間のブランド調査で茨城県に代わり栃木県が最下位転落。知事は激おこ。調査手法の是非はともかく、北関東は認知が低い。情報発信の重要性を知らしめた。
⑥物議醸した香川県ゲーム条例
今年、最もえっと思った条例。目安とはいえ、ゲーム時間を制限しますかね。ネットでもだいぶ物議を醸した。秋には高校生が県を訴える事態に発展。
⑤コロナに振り回された東京都
東京都は五輪が延期になるなどコロナに翻弄。前面に立った知事は知事選圧勝、年末に脱ガソリン車宣言。国の頭越しだが、気構えは頼もしい。
④動き出した原発、女川&寿都
あの被災地の原発が動き出すとは。宮城知事が女川再稼働にゴーサイン。北海道では核のごみ処分で名乗りを上げる自治体が。震災から9年、原発を動かそうという機運が出てきた。
③ふるさと納税、国が逆転敗訴
泉佐野市と総務省の法廷闘争、最高裁は市に軍配をあげた。国も無茶してはいけないということだ。最高裁がしっかり市にも注文をつけ、制度の問題点を見事にあぶり出してみせた。
②コロナ対応の知事会見に注目
コロナ対応では知事の力量が問われた。北海道知事が先駆けたが、独自の対策やルールをどんどん作り、住民にきちんと説明しようとした。政治家の信頼度がこれほど問われた年はなかった。
①大阪都構想、住民投票で否決
コロナより、地方自治固有の出来事としてこちら。大阪市廃止のインパクトが強かった。大阪市財政局の反乱も効いたろう。都道府県と政令市の関係見直しという維新が投じた一石は意義あるものだった。
次点は「各地でまつり取りやめ」「三重県アウティング条例」「粘った岩手県の感染ゼロ」あたり。
▼ちなみに平成から令和へ、昨年の10大ニュース
⑩千葉県知事の台風対応に厳しい批判
⑨戦後13人目の知事会長、初の四国から選出
⑧関電幹部ら福井県高浜町元助役から金品授受
⑦IR、暗雲たれこめて越年
⑥東京五輪のマラソンは札幌に
⑤神奈川県のHDD流出
④深刻な地方議員のなり手不足露呈
③あいちトリエンナーレ、多くの問題提起
②大阪入れ替え戦を断行、都構想実現に光
①ふるさと納税、総務省と泉佐野市が対立
ということで、いかがでしょうか。重要な事件を忘れていたら、ご指摘ください。みなさま、本年も一年、ありがとうございました。よいお年をお迎えください。
⑩熊本県知事、ダム容認に転換
7月の豪雨で死者を出し、蒲島知事はダム撤回方針の撤回を余儀なくされた。旧民主党の残り香といえるが、この間、治水を真剣にやってこなかったツケといったほうがいい。
⑨国肝いりの政策で地方大混乱
GoToやら、給付金やら、マイナポイントやら、国肝いりの施策で地方は大混乱に陥った年だった。コロナのせいだけとは言い難い、ちぐはぐさ。国も地方も猛省を。
⑧秋田出身、地方派の首相誕生
あっとびっくり安倍氏退任で、菅官房長官が首相に。地方愛を前面に押し出した。一方で地銀には厳しく。地方を守るためか。イージス撤回なんかは首相の意向もにじんだのだろうか。
⑦栃木県ブランド全国最下位に
民間のブランド調査で茨城県に代わり栃木県が最下位転落。知事は激おこ。調査手法の是非はともかく、北関東は認知が低い。情報発信の重要性を知らしめた。
⑥物議醸した香川県ゲーム条例
今年、最もえっと思った条例。目安とはいえ、ゲーム時間を制限しますかね。ネットでもだいぶ物議を醸した。秋には高校生が県を訴える事態に発展。
⑤コロナに振り回された東京都
東京都は五輪が延期になるなどコロナに翻弄。前面に立った知事は知事選圧勝、年末に脱ガソリン車宣言。国の頭越しだが、気構えは頼もしい。
④動き出した原発、女川&寿都
あの被災地の原発が動き出すとは。宮城知事が女川再稼働にゴーサイン。北海道では核のごみ処分で名乗りを上げる自治体が。震災から9年、原発を動かそうという機運が出てきた。
③ふるさと納税、国が逆転敗訴
泉佐野市と総務省の法廷闘争、最高裁は市に軍配をあげた。国も無茶してはいけないということだ。最高裁がしっかり市にも注文をつけ、制度の問題点を見事にあぶり出してみせた。
②コロナ対応の知事会見に注目
コロナ対応では知事の力量が問われた。北海道知事が先駆けたが、独自の対策やルールをどんどん作り、住民にきちんと説明しようとした。政治家の信頼度がこれほど問われた年はなかった。
①大阪都構想、住民投票で否決
コロナより、地方自治固有の出来事としてこちら。大阪市廃止のインパクトが強かった。大阪市財政局の反乱も効いたろう。都道府県と政令市の関係見直しという維新が投じた一石は意義あるものだった。
次点は「各地でまつり取りやめ」「三重県アウティング条例」「粘った岩手県の感染ゼロ」あたり。
▼ちなみに平成から令和へ、昨年の10大ニュース
⑩千葉県知事の台風対応に厳しい批判
⑨戦後13人目の知事会長、初の四国から選出
⑧関電幹部ら福井県高浜町元助役から金品授受
⑦IR、暗雲たれこめて越年
⑥東京五輪のマラソンは札幌に
⑤神奈川県のHDD流出
④深刻な地方議員のなり手不足露呈
③あいちトリエンナーレ、多くの問題提起
②大阪入れ替え戦を断行、都構想実現に光
①ふるさと納税、総務省と泉佐野市が対立
ということで、いかがでしょうか。重要な事件を忘れていたら、ご指摘ください。みなさま、本年も一年、ありがとうございました。よいお年をお迎えください。