埼玉県議会が県議へのお茶だし要員を廃止したというニュースを朝日新聞のLINE アプリとネットのとくダネ!報道でみた。女性7人がその任務から開放されたのだという。めでたし、めでたし、か?

こんな仕事は時代に合わない、女性に可哀想ということでやめる。たしかに女性だけが従事することはない。そもそも飲みたい人が自分でいれればよい。こんなことするから、地方議員がふんぞり返る。経費は節減。

それは、そのとおりだが、お茶だしに励んできた7人はどうなったか。まさか単にクビにしたわけでは。。。給料は年間5万円ほどと報じられているが、次の仕事はあるんだろうか。こうやって仕事が消失するのはなんか切ない。

ま、やめていいが、やめる前にもうひと工夫すればよいのに。埼玉県は狭山茶があるでしょ。狭山茶を議員みんなで煎れるとか、傍聴者にも配るとか。そこまでやれば、地域産業の振興と両得だったのに。

あるいはこれからは当番制にして男性議員もお茶だしをやってみますとか。男女同権をアピールできたのに。女性たちの奮闘もムダにならず、やめても謝意を示せたのではないかなあ。

記事を読むと、7人は大変忙しく働いていたようだ。県議は誰ひとり手伝わなかったのだろうか。男も女もだめな議員ばかりだね。こういう細かいところが人として大事なのでは。
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