東日本大震災からきょうで丸9年。亡くなられた方にお悔やみを申し上げたい。被災地の平穏と安定を願っています。

さて、今年は政府主催の東日本大震災追悼式典が中止になった。新型コロナウイルスがまん延期に入るかの瀬戸際だから、休校にまでしている以上やむを得ないことではある。

被災地選出の野党議員が反発していたが、「いま言ってもなあ」と思ったので、政府のコロナ対応には疑問があるものの、納得はできる。

地元市町村はやればいいと思う。クラスターにならないよう万全の配慮がなされるべきだが、あれだけの人が亡くなったのだから悼むのは当然だ。

献花のみもあり。福島県は5人でやるとか。テレビや新聞も盛んに報道するから、震災の記憶、亡くなった方への思いはいくらでも新たにできよう。

ただ他の地域では、避難訓練も中止になったりしているようだ。それはちょっともったいない。コロナのやつめ。

政府がすべきことは、首相や大臣が被災地に入り、被災地の報道を増やすことである。政治パフォーマンスだが、映像が流通するならやるべきだ。

そのかわり。あほな首相補佐官は首相の後ろに立たせるな。あれこそパフォーマンス。首相と復興相だけでよい。進次郎なら功労者だからいいが。

記憶が薄れるとか風化の懸念というが、大して思いのない人まで引き込もうとしても無理。思いのある人はあんな地震、忘れられようはずがない。

式典中止を機に関係の薄い人の脱落はやむなしと考える。知り合いと連絡を取るとか、現地行くとか。気持ちの表し方はそれぞれでよいのでは。
IMG20200307150055