全米知事会が連邦議会にコロナ対応を巡る予算不足への対応を求めたというニュースをみた。党派を超えて協力してくれと訴えている。partisan。久々に思い出した英単語。。。

早速ホームページを検索。なるほど、知事の活動をしっかりPRしている。ちょこちょこみると、ここだけで米国の感染データがよくわかる。ビジュアル。ほかにもよき先例をふんだんに紹介している。

知事の活動をアピールするだけでなく、しっかり政策を訴えていこうという姿勢がみられる。スタッフもいるようだし。このあたり、民主主義が根付いていると感じられる。どっからお金出てんのかな。

さて、日本。皮肉なことにコロナのおかげで久々に全国知事会の報道も手厚くなされている。知事の一挙手一投足に注目が集まっている。ここは知事会も政策提言で存在意義をアピールしたい。

米国に学びたいのは党派を超えて、必要な政策を共有するという姿勢だろう。互いの立場を踏まえて行動する。日本はどうしても都市対地方で議論が膠着するところがある。知事会で対立してどうする。

もうひとつ国とも対立の構図ができやすい。国と地方が政策論議をもっとできるといい。日本は陳情が中心で、物言う知事は嫌われる。ま、今の米国もあちこちで対立があるが。

知事が入れ替わると注目も薄れるではだめだ。知事が代わっても国と政策を議論する場であり続ける、そして地方政策のシンクタンクとして信頼される。全国知事会、もう少し機能を強化したほうがいい。
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