宮崎県といえば。あなたは何を思い浮かべますか。私は……シーガイア、東国原知事、口蹄疫、マンゴー、新婚旅行、巨人軍キャンプ、ダンロップフェニックス、冷汁、高千穂峡、会社の幹部の出身地。おお、10個出た。

河野知事が26人の県内市町村長と会食すると宣言したそうだ。コロナ自粛でダメージを受けた県内経済を浮揚させる狙い。職員もずらずら続いて自腹切れば、密にはなるが、お金は落ちそう。いい試み。

だいたい自治体の首長は仲が悪い。党派や出自を超えて協力しないと。政治家とはいえ、対立だけすればいいわけではない。しかも、行政のトップはもっと住民利益を考えて政策を作り合わないと。

知事が県内視察というと、選挙活動みたいになるのかな。でも、自腹でお金落とすんならいいだろう。まさかはじめましてなんて人はいないだろうな?日頃からの関係が物を言う。

今回、地方がコロナの最前線になって、自治体間の協力が問われた。もしかしたら、横の連携がよくなっているのかもしれない。県とは上下関係というべきか?

群馬県の山本知事は就任後、県内首長を回ると言っていた。どこまでやったかわからないが、県が基礎的自治体の後方支援に徹するのは、とてもいいことだ。これがニュースになるほど、知事と市町村長はは疎遠というイメージがある。

お殿さまが藩内視察というと、饗応を強いられたり、娘を連れて行かれたり、とは時代小説の話か。宮崎県知事の到着をどう各自治体が迎え、饗応するのか。まさか袖のウラ?報道を楽しみにしよう。

↑これ、袖のウラでなく袖の下ですな。ワイロは。贈り物のやり取りはあったのか、お土産の下に山吹は隠れていたか。歌舞伎「河内山」より。訂正します。