コンパクトシティ、エコシティ、スマートシティ。都市開発の手法は次々に生み出されるが、どれも効果をあげている地域はわずか。そこへきて、スーパーシティを推進するとかいう法律ができた。

また国から地方にお金をばらまく仕組みができたのか。地域の困り事をAIやビッグデータを活用して解決、まるごと未来都市、ありたき未来の生活を実現、なんて言われても、グッとこない。

海外でもITを取り込んだ最先端都市づくりが急速に広がっているとか。だから日本もといっても、国内にそんないいものがいくつもできるのか?マイナンバー一つうまく整備できない国で。むり。

こういうのはまず課題が地域にあって、そこをどうするかを考えるところからスタートすべきで、国でメニュー作ったから、これに即して検討してみて、というやり方は絶対にうまくいかない。逆。

やはりトヨタのウーブンシティのような土台があって、うまく行かないところを国が助けるというつくりにしないと、使い勝手のよい街なんてできない。住民、民間企業の発想がベースにないと。

もうひとつ、このスーパーシティには、個人の行動記録や情報が少数の企業や国に集中する監視社会化への懸念も取り沙汰された。データ社会のハードルだ。国のお仕着せではそういう不安も出るだろう。

なんとかシティ。国は大好きだが、全国一律であちこちにつくろうというのが、とにかくだめ。無駄金を垂れ流し、誰も使わぬ街ができる。やめたほうがいい。
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