「未来の地図帳」(講談社現代新書)を読んだ。すでに「未来の年表」も読んだが、都道府県の将来はどうなるのか興味深い。人口減少の行く先。気づきをまとめておきたい。

詳細なデータ分析で地域の人口がどのようにどこまで減っていくかよくわかる。では処方箋はあるのか。筆者は自治体の区域に関係なく、生活しやすい、コンパクトな「王国」をつくれという。

ここまできたら、人口減少を前提に暮らしやすく、活力のある地域を作ろうということだろう。全国一律、横並びのまちづくりではなく、地域ごとにコンパクトの意味合いを探る。

縮むまちづくりで競争が起きるといい。高齢者が引っ張るまち、子育て世代ががんばるまち、企業が支えるまち、小売りがセンターにあるまち。色々やり方はあるし、地域ごとに見つけないといけない。

やはり日本の少子化対策は失敗したのだ。平成版生めよ増やせよ運動をやりきらなかったからだ。働き方改革も中途半端。この20年、がむしゃらに取り組まなかったツケなんだろう。

【未来の地図帳からの気づき】
▼自治体の住民税と固定資産税が減る
▼高齢者も便利な中心部に集中する
▼東北の仙台集中も勢いを失う
▼福岡はレディースシティ
▼女性が望むのは第3次産業
▼高齢者は交通機関の乗り降りに時間がかかる
▼医師も自治体職員も議員も足りなくなる
▼学校も少人数になる
▼市区町村も解散する

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