手のひら返し、というわけではないのだろうが、今度は知事たちへの目線が厳しくなってきた。もちろん言動に批判されそうな点もあるが、世論の変り身についていくのはなかなか大変だ。

吉村知事は後々、うがい薬が転機になったと言われそうだ。小池知事は突如見せびらかしたTシャツが物議を醸している。大村知事は名古屋市長との不仲を受け独断批判が起きている。

ネット民の皆さんの反対意見がすべてではないし、擁護する声もかなりある。ただ、いずれにしろ、長い目で見ることなく、もともとの好き嫌いから近視眼的に判断されているような印象を受ける。

やっぱり上記3知事のパフォーマンスはちょっとどうかなと思う。批判や反対意見にはきちっと対応してほしい。が、それでここまでの取り組みがすべてだめということではないだろう。

政治家たる知事のほうもよかれと思ってやっているはず。ただ民心ばかり追わないほうがよい。庶民の人気に左右されるのは当たり前。そこのポピュリズムに陥ると日本では足元を掬われやすい。

安倍政権は世論の支持に狂奔してきたが、そのツケか、首相は疲れ果てているようにみえる。やらねばならぬことに集中し、自信を持って国民と向き合う姿勢がほしい。だから憲法論議、というわけではないが。

知事も全国ニュースになりやすいが、知事自身が全国発信に酔ってはイケナイ。都道府県民にしっかり向き合うのがなにより大事。よその県からあれこれ言われても、管轄する地域のために動く構えを見せてほしい。