自治体の感染防止システムが注目されている。国もCOCOAを運営しているが、LINEなどと連携した独自の取り組みが広がっている。

これは事業者と市民がどこまで活用するかにかかっている。使ってくれないと宝の持ち腐れ。効力も高まらない。

そこで、茨城県の「アマビエちゃん」は全国で初めて、飲食店などの対象事業者に登録を義務付けることにした。従わないと名前を公表する。

登録を促すため、事業者には経費の助成を、一般市民には抽選で県産品をプレゼントする。よく練り上げた案だと思う。

とにかく浸透するかどうか。無駄な感染は広げまいと思い、足並みを揃えることが肝心。茨城県の成果に注目したい。

COCOAもいいんだけど、何もなければ動かないので、使っている実感が出ないのが悩ましいところ。Bluetoothの電力消費も激しいし。

ところが、ひとたびアラートが発せられたら、パニックを起こしそうだ。普及・浸透に目を奪われ、有事のときはどうするのか、意外に知らない。

病院に駆け込むの?自治体に連絡するの?会社には何というの?情報あってんの? 次々と疑問が湧いてきそうだ。

COCOAも何だか頼りないが、アマビエちゃんは即応してくれるのだろうか? 感染の恐れ発覚となったときのフォロー体制も充実してほしい。
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