さて、大相撲秋場所はやっとこさ、関脇正代が優勝した。もっと早く勝ってておかしくないが、これが初物尽くし。熊本県勢初、東農大初。時津風部屋の優勝は57年ぶりという。大関昇進おめでとう。

熊本初と聞くと、まだ幕内最高優勝力士を出したことのない県、いくつあるのか調べたくなる。やはり。ネットには詳細な情報がある。

スポーツ報知の記事を参照。優勝ゼロは次の12府県。宮城、埼玉、福井、岐阜、静岡、滋賀、京都、和歌山、島根、徳島、宮崎、沖縄。

ううむ。宮城県の谷風は優勝制度がまだなかった頃に優勝したのね。熊本もふたりの不知火が優勝制度前に優勝しているらしい。

では最多優勝県は、、、北海道。そりゃそうだ、120回。次は東京48、青森37。ここまでみてきて、2位はモンゴルやんかと気付く。88回。これは国別か。

しかし、ジョージア、ブルガリア、エストニアがそれぞれ1人優勝者を出しているのに、日本の都道府県でゼロがあるのはいただけない。奮起を促したい。

明らかに西日本は少ない。島根なんか相撲発祥でしょ。野見宿禰。だめか温暖地は。裸一貫たたき上げ、寒冷地のほうが強い力士を生むのか。

朝乃山は富山に103年ぶりの優勝、徳勝龍は奈良に98年ぶりの優勝をもたらした。海のない長野では御嶽海が初の優勝力士となった。

前も書いたが、地元出身力士の優勝は郷土に明るい話題を提供する。ぜひ12県は優勝ゼロ県の返上に励んでほしい。
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