べつに地方に限ったことではないが、大人数の会食か流行りのようだ。なかなかなくならない。公職についている人は見つかってしまう。

首相のステーキ会合は結果的に何もなかったからよいが、海自は14人で送別会をやり、トップが感染するという、本当なら大変な失態。

地方も出てきた。山鹿市は市職員と市議が54人で会食し、感染者を出した。埼玉県議は感染なしのようだが、30人規模で会食したという。

西尾市議と奈良県山添村議は飲食とコンパニオンを伴う懇親会を開催。西尾のほうは当初問題ないとしたが、一転して謝罪に追い込まれている。

何が悪いって、こうやって公になることで、会食そのものを自粛する人が出ちゃうことではないか。萎縮というか。

キャンセルしなかったのはホテルの食材ロスを考慮したという議員のコメントもみた。ある面、それは正しい。もうけを失うホテルのことも考えねば。

一斉に会食アウトとなれば、ホテルも外食も滅びる。罪深きはノーケアでいつもと同じような規模で集まっているひとたち。

政府や自治体が少人数会合を呼びかけているのに、近いところにいる政治家や地方議員が守らないのではしらける。

問われている人たちが、情報交換のためとかホテルのためとか言って開き直ると、ますます客足は遠のく。そこに思いをいたすべきだろう。

ノー天気に忘年会やってる人ばかりとは思いたくないが、日本のおじさんはこういうところのセンスがとことんずれていると思う。
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