最近何かと副市長が話題になっている。いくつか見かけたニュースをまとめてみたい。助役からの名称変更は奏功しているのだろうか。

▶厚木副市長、登庁中に急逝
この方のことは知らなかったが、神奈川新聞を見ると、役所の中で相当慕われていたようだ。まちの振興に一役買っていたそう。新型コロナで多忙だったという。ご冥福をお祈りしたい。

▶安芸高田市の副市長公募に2500人超応募
これはすごい。エン・ジャパンの関与が浸透してきたのか。何かと話題の同市。こんな集まっただけでもやった価値があった。選ぶ人物でまた話題になろう。どんな仕事をやらせるのか。

▶掛川市副市長が避難の重要性アピール
これは時事通信の報道。内閣府職員が陸前高田市の副市長を努め、いま地元の掛川市で副市長に就いている。震災時の避難の重要性を呼びかけているという。いくつも副市長を担うのは珍しい。

▶郡山市がワクチン専任チームを編成
自治体にはなかなか重荷のワクチン接種。郡山市は専任チームをつくり、その本部長に副市長が就いた。こういう起用は制度の趣旨にあっていますね。その指揮は重要。奮闘に期待。

▶長崎市と佐伯市で副市長がコロナ感染
これは致し方ないが、幹部の感染は注意がいる。市長らに感染が伝播していないか。役所が機能停止になることはないか。改めて市幹部の感染防止の重要性を訴えたい。

▶高島市長選、現職と元副市長の一騎打ちに
31日投開票の高島市長選は副市長が絡む構図に。確かに副市長といえば、次を狙う位置につけている。6月の千葉市長選では現職に仕えた副市長が名乗りを挙げた。

▶那覇市で副市長案が廃案に
ちょっと前だが、那覇市議会は副市長選任を巡り空転した。女性市長が女性市議を引っ張りだそうとしたら、待ったが。後継含みなど、市長と議会の間で様々な神経戦が展開されたもよう。

▶日南市副市長が官製談合の疑いで逮捕
道路改良工事を巡り談合の疑いが発覚した。副市長は建設課長経験者とある。業者とのもたれ合いがあったのか。真相究明が待たれる。

▶大野市副市長、飲酒後の運転で事故
こちらも不祥事。カーブミラーに衝突したという。退職願を出し、退職手当も辞退した。結局解職に。会社もそうだが、上の人はあんまりハンドルを握らないほうがよい。

と、結構、様々なニュースがある。それだけ注目された存在だということだ。仕事で目立って、市民のために活躍してほしいものである。
IMG20210127145645