福岡県知事が原発性肺腺がんの治療のため、辞職する意向を固めた。昨年末から不調が続き、自ら決断したもようだ。

コロナ禍の難局、予算審議前。知事も県民もここでの県政空白は避けたいところであったろう。しかし、病気とあってはやむなし。快癒を祈りたい。

今回は入院されてから辞職までの判断が早かった。影響を最小限に食い止めた。ただ不測の知事交代は県職員に気の毒なところもある。

病気退任といえば、安倍首相。知事では翁長沖縄県知事が治療中、復帰叶わず死去した。清瀬市副市長は休むと連絡した後、急逝された。

トップ級の交代は少なからず混乱する。政治である以上、選挙で体制の変化が生じることも想定せざるを得ない。新体制がうまくいくかは未知数だ。

福岡県知事選も思わぬ顔ぶれでの戦いになるかもしれない。選挙までおよそ50日。コロナの局面ではやはり県政にとって長い空白といえる。
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