さて、本日で東日本大震災の発災から10年。あっという間だったかなあ。さしていいこともなかったが、癒えぬ哀しみはあった。

きょうは岩手県議会が全会一致で作った条例について記しておきたい。「東日本大震災津波を語り継ぐ日条例」。第1条で3月11日を選んだ。きょうだ。

県が市町村などと啓発に乗り出すよう求めている。住民の自発的な取り組みも支援せよとのこと。地味な条例だが、いい発案だと思う。

岩手は沿岸部と盛岡が遠くて、被災地が分断されている。話題といえば、三陸鉄道、ラグビーの鵜住居。ちょっとこちらの意識が届かない。

陸前高田にはなかなか人が戻らないそうである。宮城や福島に比べると、風化が起きやすいかもしれない。条例をアタマに入れておこう。

きょうは静謐さを持って過ごしていきたい。震災11年目もそれ以降も忘れてはならない出来事だと思う。いろんなメディアを眺めていきたい。