マンボウといえば、ストレスに弱くすぐ死んじゃう生き物として記憶している。それが、なぜコロナ対策として急浮上したのか。

まん延防止等重点措置を略してマンボウというそうだ。大阪に今、適用されようとしている。緊急事態にいく前でも営業自粛などを迫れる措置のことだ。

状況が厳しいときは「上がりマンボウ」、緩和の局面では「下がりマンボウ」。今日、同僚に教えてもらって知った。へえ。

要は刻み。一気に厳しい規制をかけたり、緩めたりすると、批判を招く。様子見より一歩踏み込むステージ。なんか言い訳がましい

名前の響きがあののんびりしたペースの泳ぎ方を連想させ、どうも緊張感を欠く。略称を広めない方がよかった。大阪の緊迫感が伝わらない。

第4波だと知事は明言しているのに。なんかちぐはぐ。政府が解除を決めたその日、宮城県と仙台市は独自の宣言を発令した。

解除してから感染は収まる感じがしえない。あの判断は何だったの?と改めて思う。そしてマンボウ。政府の模様眺めを想起させるネーミングである。

地方は現場でもがき苦しんでいる。しかし、なんか国は悠長。その関係がマンボウという言葉で絶妙にしっくりくるのは、なんかおかしくないか。
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