自治体のツボ

ネットサーフィンしていたら、美肌県美肌町が随時更新の雲海情報を流すことにしたという。どこ？島根県美郷町。

これはなかなか凝っている。公立鳥取環境大学の先生の協力を得て、当面の発生確率を出している。合わせて雲海発生のメカニズムも解説。

県境を越えた官学の連携というのがいい。専門性と地域性が生かされて、よいタッグではないか。イラストもわかりやすい。

指摘されているとおり、要は霧。雲海というとすごい観光資源に思われるが、本来霧は自動車走行の妨げになるし、あまり発生しないほうがよい。

しかし、映像はきれい。逆に予報をもとに人が殺到しないといいな、とちょっと心配する。確率の高い日に行こうかと思わないだろうか？

調べてみたら、この町、妙にスマホで見るとホームページが斬新、割といろんなことやってる。どんな町長？と思ったら、大和証券から転身した方。

民間から新しい風を吹き込んでいるようだ。そうか石見神楽の地か。美郷町なんてよくある名前だが、これから注目していかねば。