今年は4月30日に天皇ご退位、5月1日に新天皇即位と、日本の時代がかわる節目の年である。普段、皇室にさほどの思い入れのない人でも、襟をただす気持ちになるのではないだろうか。

この節目ほどに意識されていないが、2月24日には天皇陛下の即位三十年記念式典がある。おそらく日本中が祝賀ムードに包まれることだろう。国立劇場での式典の様子はインターネット中継されるそうだ。その前には記念貨幣や記念切手の発行もある。

この日、実は地方の文化施設が無料公開される。もちろんすべてではないが、公立の美術館などが対象になる。ありがたく文化に浸るのもいいかもしれない。あまり知られていないので、もう少しPRがあってもよさそうだ。

調べてみると、今回は地方が慶祝行事に総動員されている感じはない。地方でやるのは文化施設公開、記帳所設置や祝賀の旗の掲揚ぐらい。東日本大震災の被災地では復興庁の後押しでお見舞いの様子をまとめた写真展を開く。

自然なふれあいを大切にされた天皇皇后両陛下の思いがにじむ一日になるのかもしれない。新年一般参賀も大相撲初場所ご見物もちょっとしたブームの様相を呈した。代替わりのときをどう迎えるか、24日は試金石になりそうだ。